サラリーマンがFXで副業して成功するには!
「働き方改革」の名の下に、サラリーマンに副業を認める企業が増えています。
副業としてFXを行って成功するためにはどういった点に注意すればよいのでしょうか。
そもそもFX投資とは?
FX投資のFXとはForeign Exchangeの略で「外国為替」の意味です。
例えば、日本円を米ドルに交換することを外国為替と呼ぶのです。
FX投資とはこの外国為替の値段が上下するタイミングを上手に捉えて利益を狙う投資方法のことを言います。
例えば1米ドル=100円の時に1米ドルを買っておきます。
その後、1米ドル=150円になったときに、買っておいた1ドルを売る(日本円と交換)すると150円が手に入り50円儲けることができます。
これは米ドルの価値が日本円に対して高く(ドル高に)なったために利益が生じたのです。
逆に日本円の立場からすればそれまでは1米ドルを100円で買えたのに、150円も出さないと買えなくなってしまったので、円の価値が下がる=円安、になったということができます。
このような為替の変動を捉えて投資を行うことがFX投資です。
サラリーマンがFXすると副業になる?
FX投資は自己資産を増やすための投資活動です。
基本的には、法律で禁止されるような行為ではありませんので問題はありませんが、勤務先の規定などによって取扱が異なります。
会社によって規定が違う
原則として、FX投資を行うのも止めるのも、個人の自由です。
しかし、勤務先の業務内容などによってはFX取引が禁止されている場合もあります。
FX投資を禁止する会社もある
例えば、銀行や保険会社などの登録金融機関に勤務し、なおかつ登録金融機関業務であるディーリングなどの業務を担当している人は、自社・自行以外でのFX取引は禁止されています。
顧客の注文やポジション情報の閲覧ができる人間が取引をすれば、その他大勢に比べて明らかに有利なので、FX業務に関わる人は口座開設が禁止されています。
また、一般的な銀行の窓口などで業務をされている人は上記には含まれてはいませんが、多くの銀行では、投機的な取引自体が行内規則で禁止されています。
禁止じゃないけど会社に副業FXをバレない方法 原則として、就業規則などでFX取引が禁止されている場合には、ルールに従うことが必要です。
しかし、就業規則などで禁止されてはいないものの、同僚のやっかみなどを懸念してFX取引をしていることを会社に知られたくないケースもあると思います。
確定申告で副業がバレるって本当?
FX投資で儲けが出て税金を納めるときには注意が必要です。
給与所得に対する住民税とFX投資の儲けに対する住民税を一緒に特別徴収(天引き)で納める場合には会社にFX投資をしていることがばれてしまします。
手間かもしれませんが、住民税の納付方法を普通徴収(給与から自動的に引き落とされず自分で納税する方法)に切り替えておくことが必要です。
睡眠時間をたっぷりとれば会社に悟られないって本当?
FX取引は24時間行うことができますし、欧米の日中(日本時間の真夜中)に大きな事件などが発生してFX相場が大きく動くこともよくあります。
したがってFXをしている人には寝不足の人が多いとされているため、寝不足ではFX取引をしていることがばれてしまうという心配をしている人がいます。
FX投資をしていることがばれるかどうかよりも、自分の健康状態を心配すべきでしょうし、日常の業務に差し支えるようでは本業が疎かになってしまいます。
適切な睡眠時間は確保するようにしましょう。
FX投資のリスクを知って損をしない工夫を!
FX投資は手軽に始められる投資手法ですが、為替の世界は価格変動が大きく、相場の状況によっては大きな損失を蒙る可能性もあります。
FX投資で重要なのは自己を律する姿勢とロスカットを徹底することです。
ここまで損が出たらポジションを手仕舞って持ち高をゼロにすると決めたら必ず実行することです。
「もうはまだなり、まだはもうなり」という格言の通り、まだ大丈夫だと思っている時は実はもうだめだったりするのです。