上司への報告のタイミングは?仕事によって使い分ける?
サラリーマンも会社という組織の一員である以上、何かしらの指揮命令系統にいるわけです。
自分が上司の場合もありますが、そうでない場合は、上司から明確な指示があって、途中経過や完了などを報告するわけですね。
完了報告は終わった事を報告すれば良いだけですが、問題は『途中経過』です。
どのタイミングで報告するのがベストか。
悩みますよね。
それは仕事の中身や上司の性格などを考えて決めるのがベストです。
いったいどういうことか解説していきましょう。
上司のタイプによって違ってくる
上司といっても人間です。
同じ会社でも、育ってきた環境や性格によって帰ってくる答えが違うものです。
例えば非常に細かい『体裁重視タイプ』
このタイプは、持ってきた書類について中身は二の次で、先ず「てにはを」とか行間といった形にこだわります。
この手のタイプの上司には、どんなに頑張って作成しても、何かしらの修正が必ず入りますので、おおよそ60%程度の出来でサラッと提出してみましょう。
赤ペン先生のように、修正の付箋だらけで帰ってくるかも知れませんが、それを修正して再提出すれば、労力もそこまで使うことはないでしょう。
提出する際は、指摘の付箋は外さず、「あなたの要望には全てお答えしましたよ」という意味も込めて提出しましょう。
上司は色々な部下の資料を見てるので、指摘した事を忘れている場合が多いですからね。
次に全く正反対の『細かいことは気にしない』タイプの上司です。
このタイプの上司は、目的と手段を明確に分けているタイプです。
目的が達成できれば細かいことはどうでも良い、それよりスピード主義の人が多いです。
なので、報告に関しても目的が達成されていれば、細かく指摘はされません。
なので、期日の前日に報告してみましょう。
それもスケジュールを確認しておいて、会議の合間の10分程度しかないような隙間を狙います。
何度も使えるテクニックではないですが、ゆっくり確認する時間を与えないわけです。
そうすれば、この上司は必要な結果を確認して問題ないようなら細かな修正については任されるはずです。
それは、何か問題があっても自分がカバーすれば良いと考えるからです。
あなたの上司のタイプをよく観察してできるだけ自分が労力を使わないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
いろんな上司のタイプがありますが、数年で入れ替わってしまいます。
そうしてバランスが取れているので、いろんなタイプを経験できるのもサラリーマンとしては良いことなんです。
そして自身が上司になるときの参考にすることも忘れずに。
近年はスピード重視が主流になってますので、完璧を目指していると生産性が落ちる可能性がありますが、体裁というのも大切なので、ご自身でどうしたらバランスが取れるかを考えるのが大事になってきます。